現在市販されているほとんどのGISソフトには、データ入力編集/データ格納管理/空間分析/表示出力などの基本機能、補助機能が備わっています。データ検索、集計分析、表示出力などの業務をはじめ、特殊な空間分析やインターネット対応が必要な場合にも、ネットワーク分析、3次元分析、時空間分析、Web対応などの拡張機能が用意されています。 このように、ほとんどの業務に関する処理は可能ですが、GISソフトを組み込んだ『システム』をお客様に提供する場合、それを使用するお客様固有の業務に特化した独自のユーザーインタ－フェースを構築(カスタマイズ)する必要があるでしょう。 市販されている多くのGISソフトから最も適したものを選ぶには、 ・お客様固有の業務処理に適合した必要な機能があるか ・サポートやアフターケア体制が十分に取れているか ・将来の業務拡大までを視野に入れた拡張性に優れているか などの点に注意すべきでしょう。 GISソフトウェア(エンジン)の開発を行なっている国内外での代表的な会社をご紹介します。 ESRI ジャパン株式会社 GISソフトウェア会社の最大手。アメリカに本社を持ち、世界最大のシェアを誇っています。代表的な製品として『ArchView』、『ArcGIS Engine』などがあります。 MapInfo Japan 世界的なGISソフト『Mapinfo』はアメリカMapinfo社製の製品です。主にデスクトップ向けと開発向けに分かれています。 株式会社ドーン 代表GISエンジン『GeoBase』。神戸に本社を持つ国内を代表するGISソフトウェア会社です。小型高性能GPSを活用した新方式の位置情報サービス(LBS)も開始しています。 FreeGIS 海外GIS関連のポータルサイト。フリーソフトウェアやデータ等があります。 株式会社インフォマティクス 高い拡張性とカスタマイズ性を備えた汎用GISエンジン『SIS』のソフトウェア会社です。その操作性、スピード、コストパフォーマンスの高さに定評があります。 開発事例へ フリーウェアへ

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